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2021年8月26日 (木)

コロナ夏

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『つまらなぁ』娘の瞳が私に訴えかけていた。

ステイホームの夏休みも、終盤である。

 

「一緒に散歩行こうか?」

私の問いかけに、娘は嬉しそうに頷いた。

 

茹だるような午后の日差は、

公園の木々に遮られてはいるが、

蝉たちの演奏会が最高潮に達している為に、

余計に蒸し暑さを助長した。

 

額に汗を浮かべながら歩む。

娘は、私の手をしっかりと握りしめている。

 

申し訳無さそうに営業をしている売店で、

娘の為にかき氷を求めた。


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木漏れ日は優しく降り注いだが、湿度は高い。

 

「やっぱり、かき氷は このカップとストローじゃないと雰囲気でないよね!」


嬉しそうに氷を崩しながら、娘がのたまう。


「やっと夏休みらしさを味わえたね。お父さんはビールを味わいたかった・・・」

 

緊急事態宣言が発令中の当地では、

当然 売店ビールも販売中止である。

 

「家に帰ってから、飲んで下さい」

家内と同じ事を言うようになってきた唇は、

シロップの緑色に着色されている。

これも、また醍醐味なり。

 

ゆっくりと公園内を散策する。

例年、多くの人で賑わうアスレチックも、

フィールドのみ営業となり

水上アスレチックは営業を中止していた。

 

コロナの夏が過ぎていく。

仁王門を潜ると、紅葉が色づく為の準備に取り掛かっていた。

額に滲む汗を拭いながら、秋の気配を感じた。

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